top of page

ABOUT 

    小板橋 央 Chika Koitabashi

 

 

経歴                1993年 群馬県生まれ

       2013年 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻入学

 

グループ展     2014年 「いっぱい展」デザインフェスタギャラリー

       2014年 「未地展」 多摩美術大学八王子キャンパス共通教育棟401

       

 

                    アーティストステイトメント

 

環境、社会、日常の中から自己と他者の違い、女性、空間をテーマに制作をしている。

作品には生まれ育った環境が深く影響している。田んぼの光の反射、揺らめく木漏れ日の記憶。そのような儚い一瞬の光を留めたいという願いが制作の基である。

幼少の頃から慣れ親しんでいる画用紙やトレーシングペーパー、和紙などの紙を中心に使用して、切り絵や自ら考え出したトレーシングペーパーなどの半透明の紙を重ねることで陰影を作り出す絵画作品を制作している。

作品構造について

一番暗い箇所に紙を最大枚数を重ね、明るくなるにつれて重ねる枚数を少なくしている。裏から自然光が当たるように設置する場合、昼はポジ、夜はネガのように陰影が反転していく。日差しが強い場合、陰影がシャープにでたり、夕方の弱い光には柔らかい表情の陰影を楽しめるなど、場所、時間、天気、季節によって陰影の見え方が変化し、見るたびに新しい発見がある作品になっている。また平面作品であるが紙を隙間なく重ねるのではなくずらしたり隙間を空けたりして貼ることによって見る角度によって表情が変わるような彫刻作品的な面も持つ。

bottom of page